アメリカで近年注目を浴びているパレオという食べ方があります。原始人のように、肉、魚、果物、野菜、ナッツ、種子、ヘルシーな油を中心に食べ、穀物、砂糖、加工食品、豆類、乳製品、不健康な油を避けるという食生活です。
人それぞれ体に合う食べ物は違うけれども、パレオ食を試してみると、なんだか調子が良くなる….のであります。自分でははっきりと気づいていない体内の炎症を抑えることができるからなんだとか。
常に疲れていて不調だった数年前、医者から「グルテンをやめろ」という衝撃的な宣告(のように感じた)を受けました。「パンやパスタを食べるな」と。夜中でもワインを飲みながらパスタを作って食べていた私には拷問のような言葉でしたが、半年間グルテンフリーを試したら少し元気になりました。
でもまだだるい。そこでパレオ(グルテンどころか米もだめ)を指示されたのですが、何を作って良いのやら…..。その時に出会ったのがこの本。
パレオをやった人の数だけ新しい人生のストーリーが生まれる、と本に書いてあります。この本に出会って、食事制限という思いは全くなくなり、食事を作ることが楽しくなりました。著者は「とにかく30日だけやってみて」と言っています。その後、少しずつ食べるものを増やしていき、何が自分の体調を変えてしまうのか体感して欲しいと。そしてパレオしか食べられないというのでなく、友達と外食したいときは気にせず外食を楽しみ、日常はできるだけパレオでやってみる、そんなバランス感覚がいいんだと。
今晩私が作った夕食のメインは、「豚肉とりんごと梨とハーブのロースト」。
もっと詳しく知りたい方には、鈴木祐さんの「パレオな男」もお薦めです!
The Paleo Kitchen: Finding Primal Joy in Modern Cooking (English Edition)
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