体の炎症を抑えて免疫システムを強化する食事プラン
2年前に身体が常にだるくてエネルギーが全くなくなり、身体も心も停滞してしまいました。その時に出会った本がこの「The Anti-Inflammatory Diet & Action Plans」です。
著者もエネルギーがなくなり不調が続き、IBS (Irritable Bowel Syndrome 炎症性腸疾患)と診断されたのですが、どうしてもよくならない。そんな時、ホメオパシーの医師と出会い、体内の炎症とフードアレルギーを持っていることがわかりました。そこにフォーカスして以来、胃腸の状態、睡眠、エネルギーレベルが改善されたとのこと。
私も同じ道を辿りました。いろいろな最先端の薬から鍼灸からホメオパシーまで試した。でも最終的に救われたのは炎症をなくす食事と、弱った腸への刺激をなくす食事でした。
怪我や風邪をひいた時の炎症は急性の炎症。でも慢性の炎症は厄介です。
慢性の炎症はいろいろな病気と関連されているようです。炎症性腸疾患、心臓疾患、肥満、リウマチ、骨関節炎、エリテマトーデス、喘息、橋本病、糖尿病、がん、セリアック病、MS、皮膚疾患、頭痛、脳障害など。
ではどんな食べ物が炎症を起こしやすいかと言うと…
グルテン、乳製品、コーン、大豆、ピーナッツ、カフェイン、アルコール、シトラス系フルーツ、ホルモン剤を使われた肉、砂糖、化学調味料、加工食品、卵、ナイトシェイド系(ナス科)野菜。(乳製品やナイトシェイド野菜、卵は身体が反応を起こしやすいからだそうです0
食べるものがないではないか!と思ってしまいますが、ぜひ食べるべき物があります
アリウム属の野菜(ネギ系)、ベリー、ボーンブロス、濃い緑の葉野菜、ココナッツオイル、魚、ナッツ&種、オーガニック肉、根菜、パイナップル、などなど。
わかります…. 見ているだけでガッカリします。生きる気力が失せます。
でもこの本はその気持ちの持ち方のアドバイスから始まり、4週間のアクションプランが掲載されています。ヴィーガン、パレオ、地中海ダイエット、時短の4つのパターンで。
私も最初は、「食べれない」というマインドから始めたのですが、レシピを見て作っていくうちに今までの箱から飛び出して、もっと広がった素材を活かした美味の世界に出会えました。色鮮やかで、おもてなしにもお出しできるようなレシピがたくさん!
なんだか調子悪い、お肌の調子が悪い、節々が痛む、なんていう方は、試してみる価値があるかもしれません。処方された薬を飲み続けるよりも、効果があるかもしれませんよ!ただしはっきりとした変化を感じるには4週間は必要な気がします…
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